先日、所用で金沢文庫に行ってきました。台風が接近する中でしたが、ここ最近、物書きのお仕事が続いて頭も身体もなまり気味だったので、いい気分転換になりました。そういえば、この連載もこのところCSSネタが続いて、やや食傷気味の方もおられるのでは?と若干不安になる今日この頃。気分転換に(?)今月はブラウザ業界の台風の目になりつつある、Google Chromeを取り上げてみようと思います。
Googe Chromeの主な特徴
- WebKit + V8による高速ブラウジング
- シンプルで洗練されたユーザーインターフェイス(UI)と広い表示域
- ウェブアプリケーション時代に最適化した設計
- 「世界中の情報を整理」するための情報収集手段
本気で取り上げると、どれだけの分量になるか分からないので、今回はGoogle ChromeのUIを中心に紹介します。
主役はウェブページ!
まずGoogle Chromeを見て驚かされたのは、(月並みですが)やはり極端にシンプルなUIと、それによって特に縦方向に広くなったページ表示域です。
スマートホンやミニノートの登場で、画面サイズが多様化しつつある中、小さな端末でも画面を広く使えることはますます重要になってきます。特にGoogleが推進するウェブアプリケーションは、ブラウザよりもウェブページ側での操作が中心です。となると、あまりブラウザ側のインターフェイスで画面を占領したくはなくなりますよね。
このように、Googleが提案する「プラットフォーム像」では、主役はあくまでウェブページやウェブアプリケーションにあり、ブラウザは「それらを動かすためのツール」でしかないというスタンスをとっていることが、シンプルなUIとページ表示域の広いデザインを通して、確かに伝わってきます。
Omnibar: 検索ボックスをロケーションバーと統合
Google Chromeではウェブ検索をロケーションバーで行います。検索対象は、登録されている既定の検索エンジン(通常はGoogle)と閲覧履歴ですが、ほかのウェブサービスも簡単にOmnibarから検索できるようになっています。
驚いたのは、ほかの検索エンジンをOmnibarで利用するのに、登録の手間がほとんどいらないことです。これはアクセスした検索エンジンのリストがGoogle Chromeに自動的に保存されていくからです。Omnibarで任意の検索サービスを利用する際は、Omnibarでキーワードを入力してTabキーを叩きます。

たとえば、Amazon.co.jpで一度 商品を検索すれば、特別な登録作業を経ていなくても、次回以降、Omnibarから直接検索ができるようになっているはずです。[オプション]-[基本設定]タブ -(既定の検索エンジン)[管理]で、利用した検索サービスが登録されているか確認してみてください。任意のサービスをOmnibarで呼び出すキーワードもここで編集できます。
続いて、ステータス情報とウェブアプリケーション向けの仕掛けについてご紹介しましょう。
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