毎月さまざまなクリエイターの作品に飾られた、withDのトップページ。4月は春らしくもあり、でも一見しただけではこれが何だかわからない、不思議な作品が登場です。
版画作品を立体的に
これらは、公募展「第3回 shiseido art egg」で入選し、先月資生堂ギャラリーで個展を開催していた版画家、小野耕石さんの作品です。
その手法は、規則的に描いたドットにシルクスクリーンプリントを100回以上刷り重ね、インクを、色の層を織り成した立体に作り上げるというもの。高さ3〜4ミリの柱状の突起群は、そのひとつ一つの複雑な色のパターンにより、見る位置でまったくその表情を変えます。
今月のトップページでは、写真家の加藤健さんによって撮影された、同個展の展示風景の一部分をお見せしています。間近で、離れて、上から、横から‥‥いろんな視点で見た小野作品を少しだけイメージできるでしょうか。
ここでは、トリミング前の写真全体をご紹介します。多彩な表情をおたのしみください!

(写真はすべて)第3回 shiseido art egg 小野耕石展「古き頃、月は水面の色を変えた」
(資生堂ギャラリー、2009年) 撮影:加藤健



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小野耕石プロフィール
1979 年、岡山県倉敷市生まれ。油絵の世界から版画の研究に入り、2004 年、東京造形大学絵画専攻版画表現コース卒業、2006年、東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻版画科修了。「トーキョーワンダーサイト0号展」入選(2003年)、「Prints Tokyo 2007」 大賞(2007年)、" 世紀のダ・ヴィンチを探せ! " 国際アートトリエンナーレ2007 で銀賞を受賞。主な展覧会に、「cultivate the boulder」(東京藝術大学版画廊、2005年)、第4、5回「犬島時間」(2007、2008年)、養清堂画廊(2009年1月)、第3回 shiseido art egg 小野耕石展(資生堂ギャラリー、2009年3月)。今夏(8月)、第6回「犬島時間」に参加予定。
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