withDのトップページは毎月さまざまなクリエイターの方に彩っていただいています。12月は初の海外クリエイターの登場です。
s.wert designへのインタビュー記事も併せてご覧ください。
なんとなくノスタルジーを感じるグラフィックを制作していただいたのは、ドイツ・ベルリンを拠点に活躍する2人組ユニット、s.wert design。彼らは街に存在する、さまざまな“モノ”をテーマに作品を作り続けています。とくに、旧東ドイツ時代の建物をモチーフにした作品が有名です。最近では、人気のプレンツラウアーベルク地区に大きなショップをリニューアルオープンし、活動の場を広げていっています。
街角から得た、クリスマスのイメージ
今回はクリスマスをテーマに6枚の作品を作っていただきました。6枚の作品は、4枚をザンドラ・ジーヴェルト(Sandra Siewert)さんが、2枚をパートナーであるディルク・ベルガー(Dirk Berger)さんが手がけています。それぞれの作品をじっと眺めていると、星?雪??と、いろいろな印象を与えてくれます。何気ないものからヒントを得てデザインをしていく彼ら。ザンドラさんに、作品の解説をしていただきました。
ザンドラさんの手がけた4枚は、「ベルリンの星」がテーマ。思わぬところから「星」のイメージを思いつくのですね。

「ベルリンの地下鉄(U-Bahn)の駅、Paulsternstrasse駅からイメージしました。“Stern(シュテルン)”はドイツ語で星という意味があります」


「この2枚は、ベルリンの街灯がモチーフです。街灯をじっと眺めていると、クリスマスに飾る星のように見えてくることからヒントを得ました。2枚とも同じデザインですが、片方にはベルリナーベアー(ベルリンのシンボルは熊)が踊っています」

「ベルリンに実際にある街灯を使って雪片をデザインしました。この作品は都会っぽいイメージです」
ディルクさんの作品のテーマは、クリスマスには欠かせない、雪ともみの木。クリスマスソングが聞こえてきそうです。

「雪を化学記号っぽく表現してみました。タイトルは “吹雪”」

「この作品のタイトルの“O Tannenbaum(もみの木)”はドイツではみんなが良く知っているクリスマスの民謡です。もみの木は伝統的なクリスマスのシンボルなのです」
関連リンク
U-Bahnhof Paulsternstrasse (Wikipedia)
O Tannenbaum おお、モミの木よ
s.wert designプロフィール
ザンドラ・ジーヴェルト(Sandra Siewert)とディルク・ベルガー(Dirk Berger)によるユニット。
街中にある場所や建築物、モノなどをテーマに、さまざまな作品を発表している。ベルリンのテレビ塔をテーマにしたグラフィックを集めた本、「Von der Partei zur Party」が話題になり、ドイツ国外にも活動の場を広げている。彼らの本は日本ではユトレヒトなどで入手が可能。
2006年にRothenthaler Strasseにショールームをオープン。現在はBrunnenstrasseに移転し、活動中。
s.wert design
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