厚盛り印刷からステッカー作りまで
工夫次第でいろいろ使えるUVカッティングプリンタ

VersaUV LEC-300
| 問い合わせ先 | ローランド ディー. ジー. (株) コールセンター |
|---|---|
| TEL | 0120-808-232 |
| URL | http://www.rolanddg.co.jp/ |
| 価格 | 5,229,000円 |
サイン業界で使用されている大判インクジェットプリンタは、低臭気の溶剤インクを使用したモデル、紫外線硬化するUVインクを使用したモデル、この2つが主流だ。今回紹介する「VersaUV LEC-300」(以下、「LEC-300」)は、後者のUVインクを使用したモデルだ。俗にUVプリンタなどとも呼ばれている。UVプリンタについてなじみの少ない読者も多いかと思うので、その特徴を簡単に説明しよう。
VersaUV LEC-300の特徴
- 速乾性に優れている
- メディアを選ばない
オフセット印刷で余った紙に印刷することもでき(ロール紙以外に手差し給紙も可能)、用紙の有効利用と同時に質の高い試作用途にも使える。とくにLEC-300は、紫外線ランプにLEDを使用しているため、従来の高熱を発生するハロゲンタイプのランプでは使用できなかった、熱に弱い布や皮革といったものにも印字できる。
- 透明インクにより特殊効果的な使い方が可能
- 多彩な特殊加工
光沢の上にマットでイラストを印字した例。光の反射具合でさまざまな表情が得られる。同じ印字面にも光沢・非光沢を区別して印刷できる。
※クリックすると図が拡大します。
カラー印刷した上に透明インクをやや厚めに印字し光沢感を出した例。ワニ皮のような雰囲気が見事に再現されている。
※クリックすると図が拡大します。
世界地図をカラー印刷した後、高度差を透明インクの盛り具合の変化で表現したもの。かなり手の込んだデータだが、シルクスクリーン印刷でもなかなか難しい表現を簡単に再現できる。
※クリックすると図が拡大します。
ちょうどニス引きや、シルクスクリーン印刷のUV厚盛りといったような表現や、箔押し加工のような雰囲気をもたせることができる。インクの厚みは印刷条件によっても異なるが、およそ0.5㎜程度まで盛ることが可能。これは、触れれば確実に凹凸がわかるレベルだ。
- 付属のソフトウェアによる簡単な制作手順
これまでオフセットやシルクスクリーンでの印刷がためらわれた、小ロットの特殊加工印刷には非常に威力を発揮するモデルだろう。多様な顧客ニーズへの対応、また新たなビジネスの掘り起こしなど、1台で多彩な結果を生み出す高いポテンシャルをもっている。標準価格は、3年保守込みで498万円(税別)。
この製品レビューは、月刊DTPWORLD1月号に掲載されています
特集は「できる、Photoshop 簡単トーンカーブ&色相・彩度のコツ」。「トーンカーブ」と「色相・彩度」を使いこなすことで、写真の奥行きが鮮やかに蘇ります。第2特集は、デザイナーのためのAdobe Creative Suite 4ガイド。ぜひ、この機会に月刊DTPWORLD1月号(Vol.127・2009年12月13日発売)をワークスオンラインブックストアでご用命ください。
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