2008.08.12

新製品レビュー:E-520

イメージ:新製品レビュー:E-520

オリンパスイメージング(株)
オープンプライス(実勢価格80,000円前後)

その他のハードウェア製品

一見改良点の少ないマイナーチェンジ
その実力は?

E-520
E-520
問い合わせ先オリンパスイメージング(株)
TEL0120-084215
URLhttp://www.olympus-imaging.jp/
価格オープンプライス(実勢価格80,000円前後)

E-520の概要

今回紹介する「E-520」は、昨年発売された「E-510」の後継機種になる。もっとも注目すべ
き改良点は、従来の位相差(※注:一般の一眼レフカメラに使われている位相差検出式というAF方式で、 専用のセンサーが必要になるためコストアップにつながるが、AFスピードに優れる)に加えてコントラスト検出式のAFが使えるようになったことだ。

対応レンズは14-42㎜、40-150㎜、25㎜F2.8など数本に限られてしまうが、手を伸ばして撮影するのが苦手な人や、ファインダーに接眼することで化粧崩れしてしまうことを気にする女性などからの反応は好評のようである。

AFのスピードも、位相差式ほどではないが、コンパクトデジカメのような使用感は十分に得られる。そのほか数字に表れる改良点は連写速度が秒3.5コマにアップしたことなどだが、じつは位相差検出式AFそのものがかなり良くなっているのだ。E-510ではもっさりした印象の動作だった70-300㎜も、E-520ならストレスなく使用できる。

E-520の撮影例35㎜換算600㎜にもなる超望遠だが、非常に軽量コンパクト。しかも安価で入手できる。手ぶれ補正のおかげで実用性も高く、進化したE-520のAFならストレスなく使用できる。

高速なSWD(超音波モーター)レンズと組み合わせれば、動体撮影にも十分対応できるだろう。

E-520の撮影例12-60㎜F2.8-3.5SWDとともに、超音波モーター採用で高速なAFレンズ。スポーツなど動く被写体にはこちらを選びたい。明るいレンズなので万能的に使える。

セットで発売されている14-42㎜や40-150㎜も軽量なわりに高画質で、日常的な撮影には十
分な性能を発揮する。

E-520の撮影例影になって白いあじさいが暗くなってしまうところを、左からFL-50Rをリモート発光させて青空と白さを両立させた。コンパクトで低価格なレンズだが、コストパフォーマンスは高い。

また内蔵ストロボが外部ストロボFL-50R、FL-36Rのリモート発光のコントロールに対応した。

E-520の撮影例左背後にFL-50Rを設置して、逆光として利用し、毛並みを光らせて印象的な画づくりをした。3灯までリモートコントロール可能であり、ACのない場所での作画範囲を大幅に広げてくれる。

脇から光を当てて影を消したり、後ろから印象的な光を作り出したりと、フィールドで使い勝手の良いシステムだ。

オリンパスの軽量機といえば「E-420」があり、一眼レフの中でもダントツに軽い380gだが、
E-520もわずか475gと大変軽量だ。また、新発売のZD 25㎜f2.8パンケーキレンズと組み合わせると非常におしゃれで、なおかつ手ぶれ補正もある強力なアイテムとなる。

E-520の撮影例換算50㎜になる標準レンズ。50㎜で写真を始めた人には、懐かしい画角である。低価格だが単焦点なので画質も良く、大変コンパクトなので散歩に携帯するのにも好都合だ。

OMをはじめMFレンズでも焦点距離入力で手ぶれ補正が働くので、趣味の道具としても非常に魅力的だ。測距点が3カ所しかないといった課題も残るが、リーズナブルなわりに完成度の高い、使い勝手の良いカメラといえるだろう。

この製品レビューは、月刊DTPWORLD9月号に掲載されています

月刊DTPWORLD9月号特集は「クチコミを呼ぶSPツールの作り方」。SPツールによく使われる、特殊印刷や加工の裏側を調査します。折や抜き、特殊加工の現場では、何が行われているのか? 知っておくべき知識は? 構造は? データの作り方は? デザインの前に意識しておくべきこと、デザインしたあとに気をつけなければならないことは何だろう? などなど、皆さんの疑問にお答えします。ぜひ、この機会に月刊DTPWORLD9月号(Vol.123・2008年8月12日発売)をワークスオンラインブックストアでご用命ください。

(提供:月刊DTPWORLD、安孫子卓郎)

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E-520

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