簡単かつ高画質な切り抜きを実現

ROBUSKEY Version 3.0
| 問い合わせ先 | (株)システム計画研究所/ISP ROBUSKEYサポートデスク |
|---|---|
| robuskey@isp.co.jp | |
| URL | http://www.isp.co.jp/products/robuskey/ |
| 価格 | 80,000円 |
「ROBUSKEY」(ロバスキー)は、すばやく簡単に被写体の切り抜きが行えるPhotoshop専用プラグインだ。画像処理ソフトでは、切り抜きの簡易化と効率化がつねに課題となるが、他の製品と比較しても格段のスピードアップが実現できる。
映画やテレビの撮影では、しばしばブルーやグリーンの背景の前で人物だけ撮影し、のちに別の背景と合成する「クロマキー」という手法が用いられる。特定の色成分のみ除去する技術で、ブルーやグリーンを利用するのは、人物の肌色と補色関係にあるからだ。これを応用した
ROBUSKEYは、正確には特定色のみ除去するソフトだといえる。
クロマキー技術を写真に応用する場合、課題となるのが背景に溶け込む髪の毛先の精密な処理だ。さらに、アクセサリーやガラス器、ベールやレースといった透過素材の処理も難しい。ROBUSKEYはきわめてシンプルな操作でそれを実現する。Version 3では、ブルーバックへの対応によって、より合成の親和性が向上した。
まずPhotoshopで背景画像を開き、ブルーバックの人物画像を上部レイヤーとして配置する。このレイヤーを選択した状態で、フィルタメニュー→「ISP」→「ROBUSKEY V3.0」でプラグインを起動。
調整ダイアログ。全体表示はもちろん1,600倍まで拡大可能なので、除去色の抜け具合も確認できる(左)。人物のブルーバックを除去して背景に合成した完成画像。ベールの半透明部分も自然に背景になじんているのがわかる(右)。
ダイアログの「ブルーバック」にチェックを入れ(上図A) 、背景色抽出用スポイトツールで毛先などの切り抜きが困難な部分の近辺をクリックして除去色を確定する(上図B) 。作業中は、適宜「プレビュー」にチェックを入れて、背景色の抜け具合を確認しつつ微調整(上図C)。あとは「OK」で実行すれば、背景が除去される。
毛先の抜け具合は、従来からのグリーンバックのほうが優秀だが、肌色の調整や白黒の締まり具合はブルーバックのほうが良い結果が得られた。スピードの求められる場面では、大きな力を発揮してくれるソフトだろう。
この製品レビューは、月刊DTPWORLD12月号に掲載されています
特集は「機動性? 軽快感? InDesign or Quark Express 私向きのレイアウトソフトはどっち?」。二大レイアウトソフトを使い比べ。新環境への移行を視野に、アプリケーションの選択に迷うあなたに代わって、本誌ならではの視点で使い勝手を徹底比較。ぜひ、この機会に月刊DTPWORLD12月号(Vol.126・2008年11月13日発売)をワークスオンラインブックストアでご用命ください。
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