シンプルな操作で画像の部分的編集を可能にする
Aperture&Photoshop用プラグイン

Nik Software Viveza
| 問い合わせ先 | (株)ソフトウェア・トゥー |
|---|---|
| TEL | 03-5676-2177 |
| URL | http://www.swtoo.com/ |
| 価格 | 27,300円 |
Nik Software Vivezaの概要
Photoshopでいちばん理解が難しいのはマスクだろう。さらに面倒で時間がかかるのが、選択範囲の作成だ。画像の部分的調整には、そのうえレイヤーを理解する必要があるViveza(ヴィ
ベザ)は、これを驚くほど簡単な操作で完了できるプラグインだ。Apertureにはすでに簡単に部分調整できる「覆い焼きと焼き込み」機能が搭載されているが、青い服を赤にするというような編集はできない。Vivezaはそれも可能だ。
Aperture 2.1やCapture NX 2のレビュー記事でも紹介しているが、Vivezaのマスク作成は、ワンクリックで済んでしまう。
商品やファッション撮影では、撮影後にアイテムの色を変えてほしいという注文が入ることもあるだろう。Photoshopではちょっと面倒な作業となるが、このプラグインがあれば直感的な操作で手数も少なく編集を完了できる。
カラーコントロールポイントを作成したら、「サイズ」を調整して編集したい部分を円の中に収まるようにする。すると輪郭で囲まれた同系色の部分にマスクが作成される。あとは[色相][彩度][明るさ][コントラスト][赤][緑][青][暖色系調整]を、スライダを動かして調整するだけだ。Apertureの場合、編集前のオリジナル画像はそのままの状態で保たれる(ただし、別ファイルとして生成される)。
Aperture上で動くVivezaでは、オリジナル画像を16bitにアップコンバートした画像を編集することになる。そのためかなり強引な編集をしてもデータは破綻しにくい。また、編集前のオリジナル画像がそのまま残るので(右)安心して作業できる。
また、VivezaはPhotoshopのプラグインとしても利用できる。Photoshopで使う場合、編集
済みの画像を別名保存しない限りオリジナルは失われるが(TIFF、PSDの場合)、画像をスマートオブジェクトとして開いて編集すれば、Vivezaの編集を調整レイヤーのように残せる。保存後も元に戻すなど再編集が可能だ。
スマートオブジェクトになった画像にVivezaを適用すると、レイヤーパネルに図のような表示が現れる。この表示/非表示を切り替えれば、補正結果を取り除くことなく画像を元の状態に戻せる。
レイヤーパネルの「Viveza」をダブルクリックすると、Vivezaのウインドウが開き、カラーコントロールポイントを追加したり、カラーコントロールポイントの調整を取り除くことができる。
Vivezaの部分編集は、周りの部分へ柔らかになじませくれるため仕上がりが非常に自然な印
象だ。Vivezaの販売価格は27,300円。プラグインとしてはけっこう高い。しかし、ApertureとVivezaがあれば、Photoshopにとって代われるだけの価値がある。両方買っても5万円ちょっとだ。新版のPhotoshopと、購入を比較検討する価値はあるだろう。
この製品レビューは、月刊DTPWORLD10月号に掲載されています
特集は「押さえておくべきDTP基礎知識2008」。アプリケーション、フォント環境、カラマネ、PDFワークフロー、印刷に製本。どこまでも尽きない知識の山に立ち向かうには、何より基礎体力が大切。“知ってるつもり”で目をそらさず、ピシャリと押さえておくための知識が満載です。小冊子「ショートカットハンドブック」付き。ぜひ、この機会に月刊DTPWORLD10月号(Vol.124・2008年9月13日発売)をワークスオンラインブックストアでご用命ください。
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