2009.05.01

「©」マークとは何でしょう?

イメージ:「©」マークとは何でしょう?

クリエイティブのための知的財産権講座 ♯13

バックナンバー(♯1〜6公開終了)

今月のQ&A

【Q】「©」マークとは何でしょう

【A】著作権者を表すシンボルです。

今月の解説

Webページやカタログなどでよく見かける©マーク(読み「マルシー」)。

「© 2008 ACCS」のように、年号と著作権者名を組み合わせた表記を目にすることも多いでしょう。©マークは、「Copyright(著作権)」のシンボルであり、「© 2008 ACCS」は、「ACCSが著作権者であり、著作物をはじめて発表したのが2008年である」ことを表しています。

今回はこの©マークについて解説していきましょう。

この©マーク。じつは日本の著作権法に規定されたものではありません。日本では、作家が著作権を取得するために登録や届け出などの手続きを必要としない「無方式主義」を採用しています。

一方で世界の国の中では、手続きを要する「方式主義」の国もあります。

©マークは、無方式主義の国の著作物を、方式主義の国でも保護するために制定された万国著作権条約で定められた規定なのです。

過去には米国など主要国に方式主義の国があり、それらの国において無方式主義を採る国で発行された著作物が保護されるために、著作権者名と最初の発行年に©を付しておくことで、著作権の保護を受けることができるとされました。

しかし、現在では、米国を含め160以上の国が無方式主義を原則とするベルヌ条約に加盟しています。©マークをつける法的な意味は、ほとんどなくなっているのが現実です。

つまり、©マークは必ず記さなければならないものではありません。

ただ、自ら生み出した著作物であれば、その権利が自分にあることを主張する意味で、©マークをつけることをおすすめします。

次のページでは、マークを表記する際のポイントを詳しく見ていきましょう。

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