2008.10.03

画像の配置

イメージ:画像の配置

InDesign乗り換え最終案内 ♯3
森裕司(ザッツ)

バックナンバー

こんにちは。InDesignの勉強部屋というWebサイトを運営している森裕司(YUJI)です。全5回の短期連載「InDesign乗り換え最終案内」、第3回は「画像の配置」をお送りします。

レイアウトソフトでは、PhotoshopやIllustrator等の画像やテキストなど、さまざまな素材を配置してドキュメントを仕上げていきます。今回は、画像を効率良く配置し、コントロールする方法について解説したいと思います。

小冊子「いまさら聞けないInDesign乗り換え大作戦」を公開

DTPWORLD 2008年7月号収録のBook in Book「いまさら聞けないInDesign乗り換え大作戦」なお、月刊DTPWORLD 2008年7月号収録のBook in Book「いまさら聞けないInDesign乗り換え大作戦」もダウンロードできるようにいたしました。乗り換え時の不安や使用時の疑問点を解消するためのポイントを、35項目に分けてわかりやすくまとめています。InDesignの勉強部屋の参照ページへのリンクも設定してありますので、この連載の参考にしてみてください。

さまざまな画像の配置方法

テキスト同様、画像もさまざまな方法で配置が可能です。基本的な配置方法はテキストと同じで、画像配置用のグラフィックフレームを作成せずに画像を配置することもできます。画像は原寸(100%)で配置され、作成済みのグラフィックフレームに画像を配置した場合には、グラフィックフレームのサイズでマスキングされます。グラフィックフレームを作成せずに配置した場合は、画像サイズと同じ大きさのグラフィックフレームが自動的に作成されます。

配置する際には、以下の3つの方法があります。

  • ファイルメニューの「配置」コマンドを実行する方法
画像をどのように配置するかの詳細を指定して読み込みたい場合には「配置」コマンドを実行し、オプションダイアログで各項目を指定してから読み込みます。InDesign CS3からは一度に複数の画像を配置可能になりました。
  • PhotoshopやIllustratorからコピー&ペーストする方法
この方法では、リンクではなくInDesignオブジェクトとして読み込まれます。Illustratorのパスオブジェクトを編集可能な状態で読み込みたい場合にお勧めの方法ですが、ビットマップ画像の場合には画像の品質が保証されているわけではないのでお勧めできません。
  • ドキュメント上にファイルを直接ドラッグ&ドロップする方法
InDesign CS3からは複数の画像やテキストを配置する際に、配置順をコントロールしながら配置できる「マルチプレース」という機能も搭載されています。先割りでデザインを起こしたドキュメントなどでは、複数の画像やテキストを一度にドキュメント上にドラッグし、クリックしながら目的の画像を目的のフレームに配置していけるので非常に便利です。

読み込みオプションとマルチプレース

では、読み込みオプションとマルチプレースについて詳しく見ていきましょう。

画像読み込みオプション PDFを配置
PSD形式の画像配置時(左)、PDF配置時(右)のオプションダイアログ
※クリックすると図が拡大します。

「配置」ダイアログで「読み込みオプションを表示」にチェックを入れると、画像形式に合わせたオプションダイアログが表示されます。図はPSD形式やPDF形式を配置する際に表示されるオプションダイアログ。レイヤーやレイヤーカンプ、ページ等を指定して配置が可能となります。

マルチプレース機能を利用して画像を配置している様子
マルチプレース機能を利用して画像を配置している様子
※クリックすると図が拡大します。

図は配置可能となった複数の画像を、クリックしながら作成済みのグラフィックフレームに配置している様子。複数の画像を配置しようとすると、マウスポインタがサムネール表示に変わり、次に配置される画像のサムネールや現在配置しようとしているファイル数を表示します。この状態から矢印キーを押すことで、次に配置する画像やテキストを指定することも可能です。これがマルチプレースといわれる機能です。先割りのレイアウト時に非常に効率的な画像配置方法ですね。

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