こんにちは。InDesignの勉強部屋というWebサイトを運営している森裕司(YUJI)です。今回から5回にわたって「InDesign乗り換え最終案内」というタイトルで連載させていただくことになりました。よろしくお願いいたします。
小冊子「いまさら聞けないInDesign乗り換え大作戦」を公開
なお、月刊DTPWORLD 2008年7月号収録のBook in Book「いまさら聞けないInDesign乗り換え大作戦」もダウンロードできるようにいたしました。乗り換え時の不安や使用時の疑問点を解消するためのポイントを、35項目に分けてわかりやすくまとめています。InDesignの勉強部屋の参照ページへのリンクも設定してありますので、この連載の参考にしてみてください。
本題に入る前に
以前、DTPの3種の神器といわれていたのがIllustrator、Photoshop、QuarkXPressの3つです。これまで順調にバージョンアップを重ねてきたIllustratorやPhotoshopに対し、QuarkXPressはなかなかバージョンアップがなされず、長い間、バージョン3.3または4.1がOS 9環境で使われ続けてきました。
しかし、OSの移行は徐々に進み、OS XやWindowsに移行した人達の多くは、レイアウトソフトにInDesignを選択しました。OS Xで動作するQuarkXPress 6.xも発売されましたがほとんど使用されず、現在ではInDesignがレイアウトソフトのデファクトスタンダードとなっています。まだまだOS 9+QuarkXPress 4.1(または3.3)の環境も多く残っているとはいえ、OS 9が動作するマシンをいつまでも使い続けるには無理があります。OSの移行はまったなしの状況なのです。
7月31日にQuarkXPress 8が発売されますが、InDesignへの移行がかなり進んでいる現在、少し遅すぎた感は否めません。この連載では、QuarkXPressを使用してきたユーザー向けに、InDesignがQuarkXPressとどう違うかといった部分を取り上げながら、InDesignへの乗り換えをスムーズに行うためのポイントを解説していきます。
新規ドキュメントの作成方法
はじめてInDesignをさわった方がまず戸惑うのが、新規ドキュメント作成時に「レイアウトグリッド」と「マージン・段組」の2つのモード(選択肢)があることです。
- レイアウトグリッド
- マージン・段組
慣れるまでは、どちらのモードを選択すればよいか迷うかもしれません。でも心配する必要はありません。どちらのモードを選択しても印刷物の制作は可能なのです。ようは印刷物によって、どちらのモードを選択した方が作業しやすいかだけなのです。例えば、書籍や雑誌などのように、あらかじめ本文体裁が決められているような印刷物を作成する場合には、「レイアウトグリッド」モードが威力を発揮します。
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