2009.04.20
商業映像でありながら作家性が光るアートフルムービー

映像カルチャーのフロントライン stash digest ♯8
white-screen.jp編集部(newsbase, inc.)
世界中から最先端な映像をお届けするモーション・グラフィックスDVDマガジン『stash』収録作品から読み解く、映像カルチャー情報をご紹介します。
今回の特集は「アートフルな商業映像」
現在発売中の「stash 53」から、今回もインスピレーションほとばしるオススメ映像作品をご紹介します。クライアントありきの商業映像でありならがらも作家性の光る、white-screen.jp 選りすぐりのアートフル・ムービーをお届け!
不気味カッコいいビジュアル・デザイン・スタジオ
まずは不気味なほどカッコいい、NYのビジュアル・デザイン・スタジオ、1ST AVE MACHINEより、Saturn社のCMを紹介します。全裸の女性に形成されていく“新たな”人工皮膚を未来的に描いたブランディング映像をどうぞ! 実写の植物にフジツボ状の未確認植物をCGを合成したAliasのMV「Sixes Last」でお馴染みの彼らの、最新作Audi Q5「Unboxed」ではアナログ的アプローチの180度違った側面もお楽しみいただけます。
Saturn(director's cut)/director:1ST AVE MACHINE
手塚治虫「火の鳥」とトランスが荘厳な融合を遂げる
手塚治虫の漫画『火の鳥』をモチーフにしたMV「Phoenix」が登場! きらびやかに輝く火の鳥が悠々と宇宙空間を飛ぶ姿がドイツのベテラン・トランスユニット、SYSTEM 7の壮大なトランスサウンドに合わせて流れてゆく、気持ちの良いMV。日本を代表する漫画家、トランスミュージシャン、アニメーション監督が三つ巴となった作品。監督は保谷ひばり、迫田悠、渡部暁による新進気鋭の映像ユニット、ムー℃マジック。
SYSTEM 7“Phoenix”/director:ムー℃マジック
ハイセンスに地球を考えよう
今話題の拡張現実的ショートフィルムの登場です! アメリカ生まれの環境問題を考える“地球の日”ことアースデイ(ちなみに今年は4月22日)のために作られた作品で、エッシャーの無縁階段のようなペーパークラフト上を地球が転がりながら世界が展開していくというもの。20世紀前半に開発された表現を21世紀的AR(Augment Reality=拡張現実)で表現しているのが面白い! 監督はモントリオールで活動するデザイナー/映像作家のJulien Vallée(ジュリアン・バレー)。3日間、3徹夜で創り上げた力作です。
Earth Day“Globo Logos”/director:Julien Vallée
YouTubeで公開中止にもなったあの作品は次ページで!
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