こんにちは。前回はSoundtrack Proを用いたエフェクトの適用方法をご紹介しました。また、そのエフェクトが非破壊的であるという事もご紹介しました。今回はSoundtrack Proを利用してオーディオのミックスをしてみたいと思います。
シーケンスを組み立てる
最初にFinal Cur Pro(以下、FCP)でシーケンスを組み立てます。
今回は単に、クリップにIN点とOUT点を指定したクリップを配置しただけです。但し、後ろ2つのクリップは、それぞれColorとMotionで簡単な加工をしています。
クリックすると動画が見られます(音付きでご覧ください)
再生をしてみると、次の2点が気になります。
- 音楽と爆音のバランスが悪い
- 爆音の聴こえないクリップもある
それでは、これを修正していきましょう。
シーケンスをSoundtrack Proへ送信
組み立てたシーケンスをブラウザで選択して、右クリックをしてコンテキストメニューを表示させます。
「Soundtrack Pro マルチトラックプロジェクト」を選択してください。
保存ダイアログが開きますので、しかるべき場所にわかりやすい名前を付けて保存してください。
「Soundtrack Pro マルチトラックエディタで開く」にチェックを入れておくと、Soundtrack Proが自動的に起動します。
爆音の調整をしよう
まず、トラックA1とA2に注目してください。ムービーで爆音のしなかったクリップが、他のクリップに比べるとゲインが低い事がわかります。この二つのトラックを操作しますので、他のトラックの音は邪魔になります。
トラックのMボタンをクリックしてミュートしておきます。
トラックA1のRJFN15と言うクリップを選択して、処理メニューからエフェクト→ユーティリティ→Gainと選択します。
今回は音が小さいのでゲインを最大まで増幅させます。ゲインを最大にしたら適用をクリックします。続けてRJFN30も同様に処理します。
クリックすると動画が見られます(音付きでご覧ください)
これで爆音のゲインがほぼ揃いました。ゲインを上げても最大音量が同一にならない場合は、他のトラックのゲインを下げる必要があります。
エンドの爆音にフェードイン・フェードアウトを指定しよう
音楽のトラックA5〜A8のミュートをMボタンをクリックして解除します。
A5のRJFN11を選択して処理メニューからフェードインを選択します。
自動的にフェードインが設定されます。同様にフェードアウトも設定します。同じ点順でRJFN4にもフェードイン・フェードアウトを設定します。この状態で再生してみましょう。
クリックすると動画が見られます(音付きでご覧ください)
RJFN11とRJFN4はフェードイン・フェードアウトを設定した事により、ゲインが少し小さくなっています。先程同様の手順でゲインを上げておきます。
さて、前編はひとまずここまでです。次回後編では、音楽を加え、全体の調整を行い、出力します。どうぞお楽しみに。
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北海道情報大学
北島優さんプロフィール
北海道情報大学非常勤講師。他にも専門学校等で非常勤講師を勤める。専門はマルチメディア、特に写真と動画。教育に携わると同時に、Prime Kobo LLCに所属し、撮影から編集までを生業としている。
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