2009.04.13
After Effects Night vol.02

第一線で活躍するクリエイターたちが自身のAEテクを実際のプロジェクトを題材に解説するイベント「After Effects Night」。CS4 リリースからほどなく、第2弾が開催された。
2月22日、SHIBUYA-AXにて、〝After Effects Night vol.02・東京〞が開催された。今回は、元teevee graphicsの長添雅嗣氏と、APOGEE『アヒル』MVのboujouによる高度なコンポジットワークが話題を呼んだ東 弘明氏という若手のホープたちが第一線の技を惜しげもなく披露した。

東氏は、スペースシャワーの開局20周年記念ステーションIDを題材に3Dレイヤーの活用法を紹介。フリー素材のカセットテープのモデルから、Photoshop CS4 ExtendedとAECS4を駆使して、フルCGモーショングラフィックスを作る手順を解説した。「PSに読み込んだ3DモデルをAEに書き出す際は、コンポジションをSD等の最終フォーマットで書き出さないと処理が重くなる」といった、すぐに役立ちそうなアドバイスが好評だった。

トップバッターを務めた東氏。スペースシャワーの
開局20周年記念ステーションIDを題材に、
PS CS4 ExtendedとAE CS4を駆使して、CGソフトに
頼らないCGアニメーションの作り方を解説
一方の長添氏は、タワーレコード店頭用VPにおけるmocha for AEを用いたライブ感あるコンポジットワーク術を解説。この作品は35㎜の深いボケ足を映像に活かすべく、一眼レフEOS 5D Mark Ⅱで踊るダンサーをHD撮影するというユニークな手法によるもの。「自分のスタイルだと必ずトラッキングが必要」と語る長添氏は、ダンサーの顔の動きをmochaでトラッキングし、目や鼻の部位にCGアニメーションをマッチムーブさせる手順と共に、カメラFIX素材にモーションスケッチ機能で疑似手ぶれを施すテクニックも紹介してくれた。

第1回に続き、合間に行われた「After Effects 研究所」。
今回はカートゥーンエフェクトの研究結果を、
タナカカツキ氏と菅原そうた氏が爆笑レポート。
「Stash見てパクろうと思った」、「カートゥーンエフェクトで、
8等身が2等身になるのはCS12くらい」という
ギャグの嵐に観客は抱腹絶倒
ベテランになっても気になるのが、「他の人のやり方」。著名クリエイターたちの技術を目のあたりにできるAEナイトは、まさにユーザーニーズに応えるものである。第3弾が、いつ、どのような形でやってくるか今から楽しみだ。

イベントの最後に行われた、全登壇者による
トーク・セッションの様子。左から2人目は当日の進行を務めた、
アーティストのヨシヤス氏。司会者自身も
イラストからアニメーションまで手掛けている人というのは面白い
関連リンク
このエントリーをブックマークする
このエントリーにトラックバックする
このエントリーのトラックバックURL
http://withd.jp/mt/mt-tb.cgi/3612
CGの新着記事
2009.06.22
MV界のキング・オブ・キングが大集結
2009.06.19
お手軽Web3Dメイキング 〜カエル作りで基本にかえろう〜
2009.06.15
CGプロダクションがB2Cサービスに挑む「DRAWIZ/ドロイズ」
2009.06.12
映画『20世紀少年』メイキング
2009.06.12






