2009.03.02
第12回文化庁メディア芸術祭レポート ♯2

2月14日に行われた、エンターテインメント部門で受賞した、岩井俊雄さん(TENORI-ON)と中村勇吾さん(FONTPARK 2.0)によるシンポジウムの様子をレポート!
昨年の話題作が勢揃い
第12回文化庁メディア芸術祭の受賞者と審査委員による「受賞者シンポジウム」、受賞作品が創り出された背景やコンセプト、制作秘話などを紹介するとともに、今年度の芸術祭を部門ごとに総括するというものです。
今回は、これまでにもwithDにご登場いただいた、岩井俊雄さん&YAMAHAの「TENORI-ON」と中村勇吾さん&モリサワの「FONTPARK 2.0」が受賞したエンターテインメント部門の、シンポジウムをレポートします。

桝山寛さん、田中秀幸さん、岩井俊雄さん、西堀佑さん、中村勇吾さん(左から)
こだわりぬいた「TENORI-ON」開発秘話
第12回文化庁メディア芸術祭のエンターテインメント部門の大賞を受賞したのは、“楽譜が読めない人でも扱える楽器”というコンセプトの「TENORI-ON」(受賞作品ページはこちら)。今回はメディアアーティストの岩井俊雄さんとヤマハ株式会社、TENORI-ON開発チーム代表の西堀佑さんが開発プロセスなどを紹介しました。(昨年4月の製品発表会のレポートはこちら)
今回は、これまであまり紹介されていなかった「OTOCKY」というファミコンソフトや、岩井さんが過去に任天堂のスーパーファミコンソフトとして提案したソフトについてなど、TENORI-ONに通じる、音をテーマにした作品を紹介することで開発経緯をひも解いていきました。その後は西堀さんとのセッションタイムとなり、ライブ感あるプレゼンテーションが見られました。
岩井俊雄さんのプレゼンテーションの模様(YouTube)
最後にはおまけとして、TENORI-ONの工場の様子が紹介され、持ち手の曲面などの細かい部分が職人のこだわりで作られている様子を見ることができました。

次のページでは、中村勇吾さんが創り出すインターフェイスデザインの考え方について紹介します。
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